【本日の記事】日本の難民認定率
Japan Accepts Far Fewer Refugees than G7 Peers
【元記事】
日本の難民認定率についての記事。
G7の含む主要国の難民受け入れ率に比べ、日本のものが極端に少ないといわれて久しいですが、2018年も、難民申請率に対する受け入れ率は1%を下回りました。
トランプさんがメキシコとの国境に壁を作るといったアメリカでも、認定率は60&を超え、ドイツでも40%以上。それに比べ日本は、0.3%です。
日本出国前にインタビューしたものの一つに、「難民支援協会」さんがあります。
難民として命からがら来た人の、難民申請の支援をする組織ですが、しっかりと証拠を立証しないといけない、書類(一人につき10cm以上にもなる)を日本語で用意しないといけない…など、様々な話を聞きました。
長くなるので、細かいことはここでは書きませんが。
日本には難民認定する特別な組織があるわけではなく、入国管理局の仕事の一文案ですよね。なので、そもそもの組織のスタンスが、ほかの先進国と異なる、とも言われています。
難民救済を目的に、各国の事情を知った専門家が行っているのではなく、不当な入国を「管理」する国の守衛のような人、そのようなメンタリティの人が担当しているのですから…
単純に数字を上げればいい、というわけではありませんが、改善の余地はある、といってよさそうです。
※ちなみにこちらのnippon.comは日本財団関連のメディアで、日本関連のニュースが各国語で掲載されているので面白いです!以前、友人がアラビア語通訳者として働いていました